宅建登録講習について
宅建登録講習とは?
登録講習は、宅地建物取引業法第16条第3項に基づく講習です。宅地建物取引業に従事している方を対象として、宅地建物取引業に関する実用的な知識および紛争の防止に関して必要な知識を習得し、業務の適正化と資質の向上を図ることを目的としています。
本講習の修了者には、「登録講習修了者証明書」を交付致します。この交付を受けた者は、登録講習の修了試験に合格した日から「3年以内」に行われる宅地建物取引士資格試験において、問題の一部(例年5問)が免除されます。
株式会社総合資格は、宅建登録講習機関として国土交通大臣の登録(登録番号(3) 第009号)を受け、平成17年3月より登録講習を実施しております。
講習の対象者
宅地建物取引業に従事している方。
登録講習の受講要件である「宅建業に従事していることの証明」は、宅建業法施行規則17条別記様式第8号による従業者証明書の「写し」を、提出することが必要です。
※ご不明な点がございましたら「様式第8号(第17条関係)(PDFファイル)」をご参照ください。
宅建登録講習の内容
・宅地建物取引業法その他関係法令に関する科目
・宅地及び建物の取引に係る紛争の防止に関する科目
・土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
・土地及び建物の需給に関する科目
・土地及び建物の調査に関する科目
・宅地及び建物の取引に係る税務に関する科目
修了試験合格日から3年以内に実施される宅建試験において、試験の一部(例年5問)が免除されます。
免除となる出題分野
土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
宅建登録講習のカリキュラム/時間割
登録講習は、約2ヶ月間の「通信講習」および2日間の「スクーリング」により実施されます。
通信講習(約2ヶ月間)
宅地建物取引業務に関する実用的な知識を習得していただきます。知識の定着・習得の確認には、登録講習演習問題をご活用ください。
スクーリング(講義)+修了試験
スクーリングは、2日間の映像講義となります。開始時刻は、両日共に午前9時30分です。修了試験は、2日目の講義終了後に実施します。
●スクーリング 1日目
時限 | 内容 | |
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ガイダンス | 講習の目的・進め方、本日の講義内容 | |
1時限 | 宅建業法その他関係法令(宅建業法1) | |
質疑・休憩 | ||
2時限 | 宅建業法その他関係法令(宅建業法2) | |
質疑・昼休憩 (60分) | ||
3時限 | 宅建業法その他関係法令(その他関係法令1) | |
質疑・休憩 | ||
4時限 | 宅建業法その他関係法令(その他関係法令2) | |
質疑・休憩 | ||
5時限 | 宅地及び建物の取引に係る紛争の防止(紛争事例解決1) | |
質疑・休憩 | ||
6時限 | 宅地及び建物の取引に係る紛争の防止(紛争事例解決2) | |
ガイダンス | 講習の目的・進め方、本日の講義内容 |
※講義の内容および進行は、状況により変更する場合があります。予めご了承ください。
●スクーリング 2日目
時限 | 内容 | |
---|---|---|
ガイダンス | 講習の目的・進め方、本日の講義内容 | |
1時限 | 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別 | |
質疑・休憩 | ||
2時限 | 宅地及び建物の需給 | |
質疑・昼休憩 (60分) | ||
3時限 | 宅地及び建物の調査 | |
質疑・休憩 | ||
4時限 | 宅地及び建物の取引に係る税務 | |
質疑(35分)・休憩(10分) | ||
修了試験 | 修了試験 説明・配布・実施 | |
ガイダンス | 事務手続きの案内等 |
※講義の内容および進行は、状況により変更する場合があります。予めご了承ください。
合否判定基準
約2ヶ月間の通信講習および2日間のスクーリング(講義)を受講し、修了試験で7割以上の正解を得たことをもって登録講習修了者と認められます。登録講習修了者には、講習後、2週間以内で登録講習修了者証明書を交付いたします。